【プレスリリース】企画展「神々の美術 ―出雲の神像と神宝」開催【R6.4/26~6/16】

2023.12.25お知らせ

 日本人は仏教伝来以前、神を山や海、岩、樹木などに宿るものとして具体的な姿をあらわさなかった。しかし、6世紀に大陸から仏教が伝わると、日本人も仏像のように具体的な神の姿を表すようになる。それが神像である。かつては神像だけでなく、日本独自の思想である本地垂迹説により、神の本地である仏像も神道において祀られ、信仰された。
 また、神道において、神が日常において使用するものとして、衣装や化粧道具など様々な神宝が造られ、奉納された。それらの神宝はある一定の期間が過ぎると撤下され、古神宝として大切に保管された。
 出雲は数多くの神話の舞台になっていることから神々の国といわれるが、実際他国と比較しても神社の歴史が古く、数も多い。同時に、伝来する神像や古神宝の数も多い。
 本展では、これらの神像や仏像、古神宝などを2章に分けて展示し、出雲の人々の神々に対する思いや信仰について考える。

期 間 令和6(2024)年4月26日(金)~6月16日(日)※展示替えあり
休館日 月曜日、ただし4月29日(月)、5月6日(月)は開館。5月7日(火)は休館
時 間 9:00~17:00 ※観覧受付は16:30まで
場 所 松江歴史館 企画展示室

プレスリリースダウンロード[PDF 510KB]