<スポット展示>絵師・小村成章―松江を描く―

開催日:2023.05.30~2023.07.30スポット展示

小村成章(おむらせいしょう)(天保2年(1831)―明治37年(1904))は、幕末から明治時代にかけて活動した松江出身の絵師で、現存している作品を見る限り、松江の風景や営みの様子を描いた作品を主に描いたようです。

成章は、絵画の他にも、安井如苞(じょほう)、得能興洲(とくのうこうしよう)らと布志名焼の絵付を行いました。自身が描いた絵や布志名焼に、自身の号である「月耕(げっこう)」を記した作品があります。他にも、虎渓子・應山の号を用いたようです。また、成章は、八雲塗の創始者である坂田平一に下絵を提供したとも伝わっており、幅広い活動を行っていたことがうかがえます。

本展では、小村成章が描いた松江の風景を描いた作品をご紹介します。

期 間 令和5年5月30日(火)~7月30日(日)
休館日 月曜日 ※7月17日(月)は開館、18日(火)は休館
時 間 9:00~17:00 ※観覧受付は16:30まで
場 所 基本展示室内最終コーナー
観覧料 基本展示観覧料に含む(大人510円、小・中学生250円)
備考