<特別展>月照寺と松平家の宝
松江城下にある月照寺は浄土宗の寺院で、松江松平家の歴代藩主が眠る墓所です。寛文4年(1664)、初代・直政の生母・月照院を弔うために開かれ、二代・綱隆によって菩提所とされました。藩主それぞれの墓には廟門が堂々と備わり、墓所として国指定の史跡になっています。また、七代・治郷(不昧)の「雲州蔵帳」をはじめとする松平家ゆかりの貴重な宝物が多数伝わっています。
本展は月照寺の開基360周年を記念して開催し、墓所としての様相や、宝物の数々を紹介します。
期 間 | 令和6(2024)年10月4日(金)~11月24日(日) |
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休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は翌平日 |
時 間 | 9:00~17:00 ※観覧受付は16:30まで ※10/4(金)のみオープニング式典のため展示室は9:30開場 |
場 所 | 松江歴史館 企画展示室 |
観覧料 | 大人600円(480円) 小・中学生300円(240円) 〔基本展示室とのセット券〕大人880円(700円)、小・中学生440円(350円) ※( )内は20名以上の団体料金 ※高校・大学・専門学校に通う学生は学生証の提示で団体料金 |
備考 | 出品目録[PDF269KB] |
関連イベント
記念講演会「松平不昧の茶道具収集~雲州蔵帳について~」
講師/藤間 寛氏(島根県立美術館館長)
日時/10月14日(月・祝)14:00~15:30
場所/松江歴史館 歴史の指南所
定員/60名 ※要申込
参加費/無料 ※但し、特別展観覧券または年間パスポートが必要です
お申し込み/松江歴史館 電話0852-32-1607(9時~17時、休館日除く)
ギャラリートーク
学芸員による解説を聞きながら展示をご覧いただけます。
日時/10月20日(日)、11月2日(土)、11月16日(土) 各日14:00~15:00
※11/16(土)のみ英語・中国語・フランス語・韓国語の通訳あり
場所/松江歴史館 企画展示室
申込不要
※参加は無料ですが特別展観覧券または年間パスポートが必要です
松江おもしろ談義
当館の学芸員などによる歴史や美術に関する講座を、毎月1回、テーマを変えて開催しています。
日時/10月6日(日)14:00~15:00
テーマ/ 特別展『月照寺と松平家の宝』のみどころ
講師/ 藤岡 奈緒美(当館副主任学芸員)
定員/60名 ※要申込
参加費/無料
日時/11月17日(日)14:00~15:00
テーマ/狩野永雲筆「涅槃図」の謎を絵解きする
講師/的野 克之(当館学芸専門監)
定員/60名 ※要申込
参加費/無料
お申し込み/松江歴史館 電話0852-32-1607(9時~17時、休館日除く)
特別茶席「きはる庵」
どなたでも普段着で気軽にお茶席体験ができます。作法は知らなくても大丈夫です。
一服目は点て出しで、二服目はご自分でお茶を点ててお召し上がりいただきます。
日時/10月20日(日)10:00~15:00 1回30分程度
場所/松江歴史館 暮らしの大広間
定員/1回8人程度 予約優先
料金/1,500円 (抹茶二服、きはる庵限定特別和菓子付)
※きはる庵参加で特別展観覧券が団体料金に割引
お申し込み/松江歴史館 電話0852-32-1607(9時~17時、休館日除く)
やさしい月照寺ツアー
初心者向けに廟所等をご案内します。
ご希望に応じて、英語・中国語・フランス語・韓国語の通訳が可能です。
日時/11月16日(土)10:00~11:30
場所(集合・開催)/月照寺(松江市外中原町179)
参加費/1,000円(月照寺拝観料込、特別展観覧券付き)
定員/20名 ※要申込 ※定員に達しました
図録
月照寺と松平家の宝
【発行】令和6(2024)年10月
【サイズ】A4縦 総64頁 360g
【価格】1,320円(10%税込)
【コード】ISBN978-4-925122-81-8
【在庫状況】あり
ごあいさつ | |
目次・凡例 | |
第一章 | 月照寺とその廟所の歴史 |
コラム1 月照寺廟門群の建築的特徴 | |
コラム2 狩野永雲筆「涅槃図」を絵解きする | |
コラム3 月照寺と仏画を手がけた画家・狩野永雲 | |
第二章 | 月照寺と松平家にゆかりの宝物 |
コラム4 受け継がれなかった不昧の茶道具 | |
第三章 | 月照寺保存のあゆみと人々の思い |
外国語解説 | |
謝辞・主な参考文献 |
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