<特別展>古代出雲の中心地・松江―田和山・神後田から国府・国分寺へ―

開催日:2022.10.14~2022.12.11企画展

チラシ [PDF 1MB]

松江市南部にある田和山(たわやま)遺跡は、弥生時代のまつりの場と考えられる山頂のわずかな空間を、三重の堀で囲んだ巨大な遺跡です。その付近から集落を堀で囲んだ神後田(じごで)遺跡が発見されました。古墳時代になると意宇(おう)の地と呼ぶ松江市南郊には県内最大の山代二子塚(やましろふたごづか)古墳など多数の古墳が集中して築かれ、やがて出雲国の中心地として国府や国分寺が整備されていったのです。

本展では、松江市南郊から出土した遺物を中心に紹介し、弥生時代前期末から中期初頭に田和山遺跡と神後田遺跡が出現して以降、意宇の地が古代出雲の中心地となっていく様子をたどります。

期 間 令和4(2022)年10月14日(金)~12月11日(日)
休館日 月曜日
時 間 9:00~17:00 ※観覧受付は16:30まで
※オープニングセレモニーのため、10月14日(金)のみ展示室は10:00開場
場 所 松江歴史館 企画展示室
観覧料 大人600円(480円)、小・中学生300円(240円)
〔基本展示室とのセット券〕大人880円(700円)、小・中学生440円(350円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校・大学・専門学校等に通う学生は学生証の提示で団体料金適用
備考  


多言語チラシ【英語、韓国語、中国語(繁体)、中国語(簡体)】[PDF766KB]

関連イベント

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講師/岩本 崇 氏(島根大学法文学部考古学研究室 准教授)
日時/10月23日(日) 14:00~15:30
会場/松江歴史館 歴史の指南所
定員/60名 要申込、先着順
聴講無料

記念講演会「弥生時代の松江橋南地域 ─田和山・神後田遺跡から─」

講師/三宅 和子(松江市埋蔵文化財調査課 学芸員)
日時/11月19日(土) 14:00~15:00
会場/松江歴史館 歴史の指南所
定員/60名 要申込、先着順
聴講無料

はにわストラップづくり

オーブンで焼くとプラスチックになる粘土を使って、好きなはにわ型のストラップを作ろう。
日時/11月27日(日)①10:00~11:00 ②13:30~14:30
場所/歴史の指南所
定員/各15人 要申込
料金/400円(別途企画展観覧券が必要)

まつえの秋の古代展スタンプラリー

「松江歴史館」「八雲立つ風土記の丘」「出雲玉作資料館」「鹿島歴史民俗資料館」の4館を観覧した方には景品をプレゼント。

期間/9月10日(土)~2023年1月15日(日)
※松江歴史館は10月14日スタート
※スタンプの設置期間は各館で異なります

図録

『古代出雲の中心地・松江-田和山・神後田から国府・国分寺へ-』

【発行】令和4(2022)年10月
【サイズ】A4縦 総68頁 372g
【価格】1,100円(10%税込)
【コード】ISBN978-4-86456-444-1
【在庫状況】あり

館長あいさつ
目次・凡例
松江市橋南地域遺跡地図
意宇平野周辺遺跡地図
「古代出雲の中心地・松江」関連遺跡編年図
弥生文化の到来
第1章 弥生文化の浸透-田和山・神後田遺跡とその周辺
第2章 古代出雲の芽生え-古墳の出現と大型化
第3章 出雲東部の一体化と意宇の中枢化-山代二子塚古墳の出現
古代出雲の中心地・松江
図版・出品資料目録
参考文献
謝辞・協力者一覧

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