松江歴史館

2019.03.11 <企画展>八雲塗 ―暮らしを飾る松江の漆器―


松江が誇る文化の一つである八雲塗は、明治20年頃に松江藩の駕籠塗師であった坂田平一が製作した漆器と伝えられ、大正・昭和を経て現在の姿へと続いています。八雲塗を代表する表現として、漆絵を表面に描いた後、透き通った飴色の漆を塗り重ね、絵を研ぎ出し、磨き上げる方法が挙げられます。その作風は色鮮やかな漆絵を特徴とし、他地方には見られない漆器です。草創期は唐物漆器を強く意識した文様を描き、大正・昭和時代には八雲塗の様式もより写実的に、より多様に変化していきます。
今からちょうど130年前の松江市制とほぼ同時期に誕生し、明治・大正・昭和・平成、そして次元号へと時代の変化を見つめてきた八雲塗。草創期の坂田平一作の漆器から昭和までの作品を通して、その移り変わりをたどり、八雲塗の魅力を改めて見つめます。

期  間/平成31年4月19日(金)~6月9日(日) ※5月16日(木)は休館
開館時間/8:30~18:30 ※観覧受付は18:00まで
場  所/松江歴史館 企画展示室
観覧料 /企画展 大人500円(400円)、小・中学生250円(200円)
基本展示とのセット券 大人800円(640円)、小・中学生400円(320円)
※( )内は20名以上の団体料金
※松江市内の高校・大学・専門学校生は学生証の提示で団体料金になります

【関連イベント】
◆講演会「八雲塗のこれから」
講 師/山本 一成氏(山本漆器店代表取締役)
日 時/5月12日(日)14:00~15:30
場 所/歴史の指南所
定 員/60人 ※要申込
申 込/松江歴史館 TEL0852-32-1607
※ご参加には企画展示観覧券または年間パスポートが必要です

◆学芸員によるギャラリートーク
日 時/4月19日(金)オープニングセレモニー(9時~)終了後
    4月28日(日)14:00~14:30
    5月4日(土)14:00~14:30
    6月2日(日)14:00~14:30
場 所/企画展示室内
※ご参加には企画展示観覧券または年間パスポートが必要です

◆八雲塗クイズ ~漆器に隠れた生き物を探そう~
企画展示室の中に展示されている作品に描かれた生き物や花を見つけてクイズに答えよう。
参加賞もあります。
期 間/4月19日(金)~6月9日(日)
場 所/企画展示室
※ご参加には企画展示観覧券または年間パスポートが必要です

◆八雲塗展示販売
日 時/4月27日(土)~5月6日(月・休)
    5月11日(土)・12日(日)・25日(土)・26日(日)
    6月1日(土)・2日(日)・8日(土)・9日(日)
    10:00~17:00
場 所/玄関ホール

◆漆器で江戸時代の郷土料理を食べよう
江戸後期の松江城下に住んでいた庶民の暮らしぶりを記した「大保恵(おぼえ)日記」を参考に、当時の庶民が口にした料理として当館基本展示室に展示している「春の献立」(写真)を再現します。
昔の家庭で使われていた漆器や陶器に盛り付け、雰囲気満点の江戸時代の長屋でお召し上がりください。
学芸員の解説付きで企画展「八雲塗」観覧と江戸時代の松江の食について学んだ後、食事をしながら漆器の扱い方なども紹介します。八雲塗の箸のお土産もあり。
日 時/5月3日(金・祝)12:00~13:30頃
参加費/3,500円(八雲塗箸のお土産付)
定 員/16人 ※要申込、定員に達し次第締切
協 力/松江郷土料理研究会会員 一文字家、山本漆器店

◆漆で絵付けをしてみよう
好きな絵を漆で描いて、オリジナルの漆器作品を作りませんか。漆器は姫鏡か卓上名刺入いずれかをお選びいただけます。かぶれにくい代用漆を使用し、図案も用意します。
企画展「八雲塗」を学芸員の案内で鑑賞したのち、八雲塗塗師の指導で絵付けしていただきます。
 ※絵付け後はお預かりして仕上げを行い、約2週間後に完成品をお渡しします
 ※受取は山本漆器店(松江市末次本町)へ取りに行っていただきます。遠方の場合はご相談ください
 ※溶剤のにおいがしますので、苦手な方はご注意ください
日 時/令和元年6月2日(日)①9:30~12:00または②13:30~16:00
場 所/歴史の指南所
料 金/3,000円(企画展観覧付)
定 員/各回10人 ※要申込
講 師/篠原 愛海氏(八雲塗塗師)
持参品等/エプロン、マスク、汚れてもいい服装
申 込/松江歴史館 TEL0852-32-1607

【図録販売】

館内『ミュージアムショップ縁雫』などでお求めいただけます。
郵送でのお取り扱いもいたしますのでお問い合わせください。

【サイズ】A4縦 総56頁 カラー
【価格】1,296円(税込)

詳細はこちら

 

|