―美の遺産― 松平不昧 茶の湯と美術
松江藩七代藩主松平治郷(1751~1818)は、藩政を立て直した名君と称される一方で、茶の湯に精通し茶道具の研究や収集を行い、『古今名物類聚』大や「雲州蔵帳」などを著し大名茶人・不昧の名で知られます。不昧は、茶の湯はもとより美術工芸や食文化などの発展をうながし、出雲地方の文化的風土を醸成しました。
本展では、不昧にまつわる茶の湯文化の一端を紹介するとともに、当地に長く伝え遺されて近年当館が寄贈を受けた作品を初公開し、郷土の歴史文化を再考する機会とします。
期 間/平成28年4月22日(金)~6月26日(日)
8:30~18:30 ※観覧受付は18時まで
※休館日5月19日(木)、6月16日(木)
場 所/企画展示室
観覧料/【企画展のみ】
大人300円(団体240円)、小・中学生150円(団体120円)
【基本展示とのセット券】
大人600円(団体480円)、小・中学生300円(団体240円)
※20名以上は団体料金
関連イベント
記念講演会「不昧の茶室」
日時/5月15日(日)14:00~15:30
講師/和田嘉宥氏(米子工業高等専門学校名誉教授)
場所/歴史の指南所
定員/60名 ※要申込み
聴講無料
ギャラリー・トーク
日時/①4月22日(金)オープニングセレモニー後
②5月1日(日)14:00~14:30
③6月5日(日)14:00~14:30
場所/企画展示室
解説/藤間寛(当館学芸専門監)
※要企画展観覧券
図録
『―美の遺産― 松平不昧 茶の湯と美術』
【発行】 平成28(2016)年4月
【サイズ】 A4判変形 総74頁 364g カラー 白黒
【価格】 1,320円(10%税込)
【コード】 ISBN978-4-87903-195-2
【在庫状況】 在庫あり
ごあいさつ・謝辞・凡例 |
「茶湯の大意」松平不昧筆 について |
松平不昧と茶の湯―そして郷土に遺る美の遺産 |
「不昧の印影」―研究のあと |
不昧の茶室 概要 |
不昧展の作品解説 |
出品目録・参考文献 |