<特別展>本能寺の変-再考 何が明智光秀を決起させたか-
天正10年(1582)6月2日、天下統一を目前に控えた織田信長が、京都本能寺で家臣・明智光秀に討たれた事件“本能寺の変”を、最新の研究成果に基づき展示します。
本能寺の変の黒幕については様々な説があり、近年とくに説得性をもって説明されるのが信長の四国攻めの方針転換のなかに、光秀の動機の契機があったとする説です。
諸説の紹介とともに、信長の中国地方攻め、尼子氏再興戦、山崎の戦い、戦後処理などで、後に松江開府の祖として松江城を築く堀尾吉晴の活躍があったことを明らかにします。
期 間/平成30年2月23日(金)~4月8日(日) ※3月15日(木)は休館
場 所/松江歴史館 企画展示室
観覧料/大人500円、小・中学生250円
特別展「本能寺の変」出陳目録(PDF241KB)
関連イベント
講演会「解明された本能寺の変-新史料のメッセージ-」 ※満席になりました※
講師/藤田達生氏(三重大学教授)
日時/3月4日(日)10:00~12:00
場所/歴史の指南所
定員/90人 ※満席になりました
料金/無料
ギャラリートーク
担当/西島太郎(当館学芸員)
日時/2月23日(金)オープニングセレモニー(9時~)終了後
3月10日(土)・24日(土) 13:30~14:10
場所/企画展示室
※要特別展観覧券または年間パスポート
甲冑着付け体験
日時/3月10日(土)・25日(日) 10:00~12:00、13:30~16:00
場所/玄関ホール
定員/20人程度 ※当日先着受付順
※要展示観覧券または年間パスポート
図録
『本能寺の変-再考 何が明智光秀を決起させたか-』
【発行】 平成30(2018)年2月
【サイズ】 A4縦 総72頁 400g カラー 白黒
【価格】 1,430円(10%税込)
【コード】 ISBN978-4-86611-107-0
【在庫状況】 在庫あり
ご挨拶・目次・凡例 | ||
総論 | 何が明智光秀を決起させたか | |
本能寺の変の実像 | 藤田達生 | |
堀尾吉晴にとっての本能寺の変 | 西島太郎 | |
プロローグ | 年表・本能寺の変 関係地図 | |
第一章 | 天下統一に向けて | |
一 | 織田信長 | |
二 | 明智光秀 | |
三 | 足利義昭 | |
四 | 南蛮文化 | |
第二章 | 中国戦線の拮抗と四国政策の変更 | |
一 | 上月城の戦い | |
二 | 播磨三木城兵粮攻め | |
三 | 因幡鳥取城の包囲 | |
四 | 天正10年の松江 | |
五 | 備中高松城の水攻め | |
第三章 | 本能寺の変 | |
一 | 四国戦線異状アリ | |
二 | 敵は本能寺にあり | |
第四章 | 変その後 | |
一 | 山崎の戦い | |
二 | 光秀の城・丹波亀山城を接収する堀尾吉晴 | |
エピローグ | ||
史料釈文・出品目録・参考文献・謝辞 |