すべて
-
<スポット展示>明治時代のワクチン接種―県内最古の種痘証明書―
感染症の中で唯一、人類が克服した「天然痘(痘瘡)」について、明治時代の感染予防の取り組みを知る資料を公開します。 天然痘は致死率が高い感染症で、世界中で流行し人類を苦しめてきました。18世紀末には安全なワクチンが作られ [… … -
<企画展>出雲の民藝—「健康な美」を求めて—
暮らしを彩るたのしさ。 大正14(1925)年、思想家の柳宗悦、陶芸家の河井寬次郎や濱田庄司らは、職人が手がけた日用品の中に見出した美を「民藝」(民衆的工芸)と名付けました。飾り気のないその美しさを、柳は「健康な美」と評 [… … -
基本展示室の資料を一部展示替えしました【2月】
松江藩の歴史や文化を紹介している基本展示室の一部展示替えを、3ヵ月~6ヵ月ごとにおこなっています。 展示資料の入れ替えや展示部分の変更を行い、資料の一部分しか見えないものなど、他の部分もご覧いただけるようにしています。 [… … -
<企画展>松江藩と絵図-花開いた地図の世界-
約200年前の文政4年(1821)、伊能忠敬の全国測量事業により完成した日本図「大日本沿海輿地全図」(伊能図)が幕府に上呈されました。この測量隊が必要とする絵図を作製した神田助右衛門は、藩領内を測量し、伊能図をしのぐ松江 [… … -
<特別展>戦国の世を馳せた武将 堀尾吉晴
―松江城下町を築いた男、仏か鬼か。― 堀尾吉晴は現在の愛知県大口町の地で生まれ、織田信長に仕えます。豊臣秀吉の配下として各地を転戦し、佐和山城主、浜松城主となった戦国武将です。秀吉の死後は徳川家康に近づき、関ケ原の戦いの [… … -
<館蔵名品展>これまで、これから―所蔵品一挙公開―
松江歴史館は開館以来、松江に関する多くの貴重な歴史資料や美術作品の寄贈・寄託を受け、また購入によって資料の散逸を防いできました。 開館10周年を機に、選りすぐりの収蔵品を公開します。 松江歴史館のこれまでのあゆみと、これ [… … -
<企画展>旧制松江高等学校―松江で学び、暮らした学生たち―
<<自由闊達、淞高生の青春>> 旧制松江高等学校(略称は淞高)をご存知でしょうか。旧制高等学校とは、明治から昭和前期にかけて、帝国大学など旧制大学への進学のための予備教育を行った学校です。旧制松高は、松江ゆかりの人物た [… … -
<企画展>アニメーションの源流・錦影絵「光で遊ぶ道具たち」
「錦影絵」は江戸時代後期から明治末にかけて人気を集め、松江にも関西方面に出掛けていた興行師が居ました。その仕掛けは、油の灯を光源にガラス板に描かれた彩色絵をレンズを通して和紙のスクリーンに映し出し、動きを加えながら語る [… … -
<企画展>出雲国を彩るかざり
神々の地といわれる出雲国には多くの社寺が存在し、祭礼や神楽など特色ある伝統行事を今も見ることができます。また古代には装身具や出雲特有の須恵器、近世には武家や庶民それぞれ特有のしつらえや意匠、調度品など「かざり」の文化が生 [… … -
<企画展>NARITAKE 松江藩主松平斉貴 -北斗七星と鷹と西洋文化に魅せられた殿様-
松平家松江藩9代藩主の松平斉貴(なりたけ)(1815~1863)は、西洋の文物に造詣が深く、鷹書の収集など多くの文化事業を成し遂げました。大名茶人で有名な祖父松平不昧(治郷)が試みた藩政改革は成功し、斉貴の代に松江藩の [… …