昭和 4年(1929)

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当時、松江ホーランエンヤは12年ごとに執り行われていましたが、昭和2年(1927)は、第一次世界大戦後の不況に加えて、金融恐慌の発生などにより延期となり、昭和4年に執り行われることになりました。
昭和4年は眼鏡橋(現在の北惣門橋)の西側で神輿を船に乗せ、四十間堀から京橋川を通り、大橋川へ出る順路になっていました。
写真は、京橋川を通過しているところです。写真右端には大正7年(1918)建築の初代日本銀行松江支店、左奥には建設中の松江商工会議所が見えます。また、多くの人が拝観していた様子が伺えます。