松江歴史館

2018.11.16 <スポット展示>平塚運一が見た松江


 松江市出身の版画家・平塚運一(1895-1997)は、昨年没後20周年を迎えました。大正から平成の時代、80年の長きにわたって版画の創作をし続けた運一は、晩年には松江市名誉市民にも顕彰され、来年は顕彰から30周年の記念の年にあたります。
 運一は、若き日の夏に松江で開かれた洋画の講習会で、画家の石井柏亭と出会い入門します。その後、伝統的な彫りの技術を身に着けて制作にはげみ、自画・自刻・自摺を理念に掲げる創作版画界において、運一の技術はひときわ高いものとして評価されます。また運一は、よき指導者としても知られ、棟方志功ら多くの後進も育てました。 
 前期展示では、運一の作品の中から、松江の城下町を題材にした作品をとりあげ紹介します。後期展示では、水辺の景色を描いた作品をとりあげます。
 わたしたちも見なれた松江の景色ですが、運一が描き、彫り、摺り出した作品をご覧いただくことで、松江の城下町の新しい側面や魅力を発見していただければ幸いです。

期 間/前期「松江城下の景色」:平成30年11月16日(金)~12月19日(水)
    後期「水の都、松江」:平成30年12月21日(金)~平成31年1月16日(水)
場 所/基本展示室内
観覧料/基本展示観覧料 大人510円、小・中学生250円

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