松江歴史館

2017.04.03 <企画展>千変万化の出雲焼 ―茶陶から鑑賞陶器―



出雲焼は、楽山焼と布志名焼の総称として呼ばれ、特に大名茶人で著名な松江藩七代藩主松平不昧の優れた指導によって、茶陶の窯として広く知られることになりました。
不昧公は、低迷していた楽山焼を再興し、布志名焼を興し土屋家と永原家が御用窯としてお好みの茶器を製作しました。その作風は、楽山焼は高麗茶碗を手本に侘びたものを、一方布志名焼では和様の茶器を作らせました。その後色絵技術も取り入れて繁栄してきましたが、両方とも幕藩体制の崩壊により藩の庇護を失い生活陶や輸出陶器の製作に活路を見出します。大正6年の「不昧公百年忌」にあたっては、楽山焼の長岡空味が茶陶に力を注ぎ伝統の復活を見せました。

そして昭和初年には県下で民芸運動が隆盛となりますが、茶陶と民芸の両者は一線を画し独自の進展を見せます。
本展では、茶器を中心に不昧公が主導して二百年を経る出雲焼の変遷の跡を多彩な作品を通して紹介します。

【期 間】
平成29年4月21日(金)~6月18日(日)

【場 所】
企画展示室

【観覧料】
企画展のみ:大人500円(400円)、小・中学生250円(200円)
基本展とのセット:大人800円(640円)、小・中学生400円(320円)
( )内は20名以上の団体料金

【関連イベント】
◇記念講演会「不昧公200年忌 これからの出雲焼」
講師:長岡空郷氏(出雲焼楽山窯12代)
日時:5月13日(土)14:00~15:00
場所:歴史の指南所
定員:60人 ※要申込、先着順
聴講無料

◇ギャラリートーク
担当:藤間寛(松江歴史館学芸専門監)
日時:4月21日(金)オープニングセレモニー(9時~)終了後
   4月29日(土)、5月27日(土)14:00~14:30
場所:企画展示室
※要企画展示観覧券

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